エステ集客に使える広告。種類別に効果的な使い方を解説。
エステサロンを運営していく上でスタッフの確保や教育、技術の向上、美容機器など大切なものはいくつもありますが、既存のオーナーさんから一番多くいただくお悩みが「集客」です。
どんなに結果の出る技術や美容機器を持っていても、どんなに綺麗なお店でも、お客様がそのサロンの存在を知り、ご来店いただかないことには売上があがることはありません。
リピーターでご予約表が埋まるようになるまでは、新規顧客を常に集客できる仕組み作りが必要です。
広告媒体を選ぶ前に決めるべきこと3つ
広告はただ予算をつかって掲載すれば良いわけではありません。
どの媒体にどんな広告を掲載して、どんな人がサロンに来て欲しいのか?そのためには事前に決めるべきことがあります。
予算を決める
媒体を選ぶ
ターゲットを明確にする
エステ集客でおさえるべきまず重要なのは、ターゲットを明確にするということです。
「どんな人でもいいから一人でも多くのお客さんに来てほしい」とお考えのオーナーは多いとおもいます。しかし逆に、お店を探しているお客様の気持ちになって考えたとき、お店の特徴や得意な施術などお客様に「行ってみたい!」と思ってもらうインパクトが重要です。
自身のサロンの強みを理解し、「どんなお客様に来ていただきたのか?」を明確にすることで、リピートにもつながります。
予算を決める
広告に使える予算を事前に決めておきましょう。
ベッド1台のエステの場合、目安となる月の売上は100万円です。広告費は売上の1割である10万円ほどをイメージしておくと良い思います。
広告は一度で終わるものではありません。開業時、美容機器や商材、内装などで資金をかけすぎると広告に使う費用がすくなるなるので、中長期的な事業計画をつくっておく必要があります。
媒体を選ぶ
広告媒体には大きわけるとオンライン広告・オフライン広告があります。
オンライン広告はインターネット上に広告を掲載、オフライン広告はチラシなど物理的なモノがある広告です。エステティックサロンの集客で主に使用される広告はこちらです。
- ホームページ
- 各種SNS
- Googleマップ
- クーポンサイト
- ポスティング
- 折込みチラシ
- リーフレット、チラシ
- 紹介、口コミ
エステ集客に使える媒体
最近ではSNSやクーポンサイトをホームページ代わりにしているサロンも多くなりました。
エステサロン集客に使える媒体の中で特に利用しているサロンの多いものをご紹介します。
ホームページ
サロンの顔とも言えるホームページ。
作っただけではお客様を呼ぶことはできません。SEOによる集客もかなり厳しくなっています。
ホームページは必ず必要なわけではありませんが、新規のお客様からの信用度はアップします。
ただし、制作依頼する業者によって、初期費用が高かったり、月々のランニングコストが高い業者も今だに多く、『月額2万円、5年間解約できない。合計120万円以上支払いが必要』といった業者もあります。
通常ホームページを維持するのにかかる費用は年間1〜3万円程度です。業者に依頼する場合は目先の費用ではなく数年先のことも考えて依頼する必要があります。
Googleマップ
店舗運営のプロモーションにおいて、いまホームページや各種SNSよりも重要とされているGoogleマップ。
サロンの情報(店舗名・住所・電話番号・営業時間・メニュー・画像)を詳しく登録でき、お客様から口コミを書いていただくこともできます。
今後はGoogleマップ上でサロンの予約がとれる様になってくる(今は一部の予約サイトのみ連携)ので、いまから力を入れておく必要があります。
いまからSEOで上位表示は難しくても、Googleマップでの上位表示(MEO)の方が可能性が高いです。
SNS
サロン運営に活用できるSNSにもさまざまです。新規顧客向けなのか?既存顧客向けなのか?など送信先に応じて使えるSNSも変わります。
各媒体の特徴を理解して効率よくSNSを使うことが大切です。
LINE(LINE公式・オープンチャット)
LINE公式(旧LINE@)は既存顧客へのフォローに優れたサービスです。キャンペーンや急な空き情報を「プッシュ通知」にてお客様にお知らせすることができ、即効性があります。ショップカードもLINEで管理することが可能。ステップ配信を使っての教育やフォローもオススメです。
Instagram/Facebook
最近ではブラウザ検索ではなく、インスタグラムを使って検索(ハッシュタグ検索)しているユーザーも増えています。
新規顧客獲得のためリールやハッシュタグ、既存顧客(フォロワー)向けにストーリーズなどを活用することがおすすめです。
エックス(旧ツイッター)
インスタの様に”映え”を気にすることがないので用意に投稿ができます。主な利用方法は当日のキャンセルなどによる空きを埋めるための情報発信ツールとしてがおすすめ。
インスタやLINE公式などで既存顧客に対しての発信ツールが既にあるのであれば無理に利用する必要はありません。
TikTok
ショート動画SNSのため、サロンやスタッフの雰囲気を伝えるには良いですが、新規集客や既存顧客に対して活用するには時間がかかります。
クーポンサイト
エステティックサロンおいて、集客の手法で最も多くのサロンが利用している集客方法がクーポンサイトです。
下記のようなサイトが国内において有名なサービスになります。
折り込みチラシ・ポスティング
「ポスティング」や「新聞折り込み」など従来からある広告手法。
SNSなどインターネット系の広告が主になり、使用する企業が少なくなっています。ただ、地域や依頼する業者によってはインターネット広告を超える効果を出すこともあります。
チラシのデザインなど自身で完結できない作業が必要となりますが、一度試して見るのも良いと思います。
まとめ
まず、ターゲットや予算は事前にしっかり決めることが大事です。
掲載する媒体は、新規顧客獲得のためにGoogleマップとインスタグラム、既存顧客用にLINE公式、インスタグラムを使用するのをおすすめします。
サロンワークが忙しい方も多いと思いますが、常に新規顧客からお問い合わせをいただける仕組みを開業時からつくることで繁盛サロンに近づきます!
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メーカーでは聞くことの難しいデメリットもお伝えしますので、まずはお気軽にお問合せください。