韓国で話題。レモンボトルの効果とメリットデメリット、おすすめの導入方法を解説。
ララピールに続き、韓国で話題の「レモンボトル」。最近では日本でもかなり認知され、取扱いをはじめるサロンさんが増えてきました。
今回はレモンボトルと効果的な使い方を解説します。
レモンボトルとは
脂肪溶解注射用の製剤で、ダウンタイムがほとんどなく、体に優しい天然成分から作られているのが特徴です。この製品は特に二重あごやフェイスラインのたるみ、小顔効果を目的とした施術に用いられます。従来の脂肪溶解注射と異なり、ステロイドやデオキシコール酸を使用していないため、腫れや痛みが少なく、安全性が高いとされています。
レモンボトルには、脂肪の分解を助けるプロメラインや、不要な脂肪細胞を排出する効果があるレシチンが含まれており、脂肪細胞を半永久的に除去することが可能です。施術は、針を使わないため痛みも少なく、エステサロンでも広く使用されています。
日本でも導入が進んでおり、美容クリニックやエステで脂肪分解や小顔効果を求める方に人気を集めています。
レモンボトルのメリットデメリット
レモンボトルには、脂肪分解や肌のたるみ改善のための施術として、多くの美容クリニックやエステサロンで使用されるようになってきました。以下は、そのメリットとデメリットについてのまとめです。
メリット
ダウンタイムがほとんどない
従来の脂肪溶解注射では、腫れや内出血といった副作用がありましたが、レモンボトルは天然成分を使用しているため、これらのダウンタイムが大幅に軽減されています。
痛みが少ない
針を使用しないポレーションや超音波などの機器を使うことで、施術中の痛みがほとんどありません。そのため、痛みに敏感な人にも適しています。
天然成分による安全性
レモンボトルは、脂肪分解を促進する成分(例:プロメライン、レシチン)などの天然成分が使用されており、体に優しい点が特徴です。
多用途
顔のたるみ改善や小顔効果に使用されるほか、セルライト除去や妊娠線軽減などの目的にも使われるため、幅広い美容効果が期待できます。
即効性がある
一回の施術で効果が感じられることが多く、特に二重あごやフェイスラインの改善が期待されます。また、ハイフや脂肪吸引に代わる選択肢としても注目されています。
デメリット
効果の持続には複数回の施術が必要
即効性はあるものの、長期的な効果を維持するためには、複数回の施術が必要です。初回だけでは満足できない場合があり、定期的なメンテナンスが推奨されます。
費用がかかる
レモンボトルは、比較的高価な施術に分類され、施術範囲や必要な量に応じて費用が増加します。例えば、3mlで12,000円以上が相場で、施術範囲が広がるとさらに高額になることがあります。
施術後の一時的な制限
施術後、2時間はメイクができないなど、一時的な制限がある点もデメリットです。これは、成分が皮膚に浸透するための時間が必要だからです。
レモンボトルは、痛みが少なく、ダウンタイムがほぼないため、脂肪溶解やたるみ改善を求める人々にとって非常に魅力的な施術です。しかし、コストや持続的な効果を考慮すると、定期的な施術が必要となるため、経済的な負担も視野に入れるべきでしょう。
使用(導入)方法
レモンボトルの導入には、いくつかの機器や方法がありますが、注射は医療機関でしか使用できないため、エステサロンでは美容機器を使った導入が主流となっています。
おすすめ機器
レモンボトルを導入するには専用の機器は不要です。いまお店で使用している導入機があればそちらを利用することが可能です。
エステや美容サロンで使用できる主な導入機器は下記になります。
エレクトロポレーション
エレクトロポレーションは、電気的なパルスを使って皮膚に一時的に小さな穴を開け、有効成分を深部まで浸透させる技術です。レモンボトルはこの技術との相性が良く、針を使わずに脂肪分解剤を皮膚に導入できます。この方法はダウンタイムが少なく、痛みがほとんどないため、非常に人気です。
超音波導入(水玉リフティング)
超音波を利用して成分を皮膚の深層に浸透させる技術で、韓国でも人気があり人気の施術です。最近話題の水玉リフティングは、レモンボトルのような脂肪分解製剤の浸透を促進するために効果的です。
プラズマ
プラズマは、肌のコンディションを整えながら成分を効果的に浸透させる技術です。レモンボトルの導入前にプラズマを使用することで、肌のバリア機能を一時的に弱め、成分の浸透を促進します。
まとめ
レモンボトルは新しい施術で今後さらに人気が出てくると思います。また、施術単価も高いため顧客単価を上げていきたいサロン様にはおすすめのメニューです。
また、これらの導入機器を使用することで、レモンボトルの脂肪分解効果を最大限に引き出すことが可能です。