エステオーナー必見!「水光ジェット」と「水光注射」の違いとは?仕組み・効果・導入リスク・サロン導入のポイントまで徹底解説

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目次

はじめに:水光(すいこう)施術とは?

フェイシャル

「水光」とは、韓国美容から生まれた“内側から輝くような潤いとツヤ肌”を目指す施術の総称です。
その手法には大きく分けて2種類あり、医療領域で行われる「水光注射」と、エステでも導入できる「水光ジェット」があります。

どちらも美容成分を肌に届ける施術ですが、方法・効果・法律面に大きな違いがあります。
この記事では、エステオーナーとして知っておくべき違いと、それぞれの導入メリット・注意点を徹底解説します。

水光注射とは?(医療行為)

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概要

水光注射は、極細の針を使ってヒアルロン酸や美白成分を真皮層に直接注入する医療施術です。

特徴

  • 医療機関(クリニック)のみで施術可能
  • 微量の薬剤を正確に皮内に届けることができる
  • 肌に潤い・弾力・ツヤをもたらす即効性がある
  • 肝斑・毛穴・乾燥・しわ改善など、高い美容効果が期待できる

使用される主な薬剤

  • ヒアルロン酸
  • プラセンタ
  • ビタミンC
  • トラネキサム酸
  • ボトックス(微量)

デメリット・注意点

  • 施術後に赤みや腫れ、内出血が出ることがある(ダウンタイムあり)
  • 医師または看護師でなければ施術できない
  • コストが高め(1回あたり3〜5万円が相場)

エステサロンでは医療行為に該当するため、水光注射は提供できません。

水光ジェットとは?(非医療・エステ可能)

ベルクエアジェット

概要

水光ジェットは、針を使わずに高圧エアで美容成分を肌に浸透させる「無針導入」施術です。
「エアジェット」や「ジェットポレーション」とも呼ばれ、医療行為に該当しないためエステサロンでも導入可能です。

特徴

  • 針を使用せず、美容液を圧力の力で角質層〜表皮深部に導入
  • 痛み・出血・ダウンタイムなしで安全性が高い
  • 肌表面の微細な通路を開き、有効成分の浸透を促進
  • 毛穴・小じわ・乾燥・肌のくすみ改善に効果的

使用される主な美容液

  • ヒアルロン酸
  • 幹細胞培養液
  • ビタミンC・E
  • 美白成分(アルブチンなど)
  • アミノ酸複合体、ペプチド成分など
導入メリット(エステサロン向け)
  • 医療資格がなくても導入可能(医療行為に該当しない)
  • 即効性+肌負担が少ないため、リピーターがつきやすい
  • フェイシャルだけでなく、ボディやスカルプにも応用可能
  • 導入機器が比較的コンパクト&低コスト(医療機器より手頃)

水光ジェット vs 水光注射の違いまとめ

項目水光注射水光ジェット
使用機器注入用の医療機器(ダーマシャインなど)高圧ジェット導入機(非医療機器)
注入方法極細針で皮内に直接注入高圧で無針導入(圧力拡散)
痛みあり(麻酔クリーム使用が多い)ほぼなし
ダウンタイム赤み・内出血などあり(数日)ほぼなし
効果の即効性高い(真皮層まで届く)中程度(表皮〜真皮浅層まで)
法的扱い医療行為非医療行為(エステで可能)
施術者の条件医師・看護師誰でもOK(技術研修推奨)
価格相場30,000〜50,000円8,000〜20,000円前後

サロン導入時のポイント

施術メニュー名に注意!

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  • 「水光注射」は医療行為の名称のため、エステで使うと誤認される可能性あり
  • エステサロンでは水光ジェット」「水光フェイシャル」「無針水光導入などの表記が無難

商材・美容液の選定が重要

化粧品美容液
  • 導入する美容液の品質と安全性が結果を左右します
  • 幹細胞培養液や高濃度ヒアルロン酸など、信頼できるBtoB製品を選びましょう

定期施術・回数券メニューとの相性が◎

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  • 1回でも肌の質感が整いやすいですが、3〜6回の継続で効果が安定
  • 回数券、サブスクメニューとして導入するとリピーター獲得に効果的

まとめ:どちらがサロンに合っている?

女性
サロンの目的向いている施術
本格的な治療・高価格帯施術医療機関で「水光注射」導入がベスト
手軽に“針なし水光肌”を提供したい「水光ジェット」が最適
リスク少なく新規客を呼び込みたい無針導入 × 初回体験価格で集客を強化

エステサロンでは「水光ジェット」を活用し、肌負担が少なく、満足度の高い施術メニューを展開するのがおすすめです。
価格競争に巻き込まれず、価値ある施術として提案できれば、高単価リピーターも獲得しやすくなります。

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